桜も咲いて、春満開🌸
花粉もスギやらヒノキやら・・・
この季節、皆さんは日焼け止めを使用していますか??
そもそも毎日日焼け止めを使用していますか??
本日の対象者
・日焼け止めを夏になったら塗る人
・日焼け止めは肌に負担だと思っている人
・日焼け止めはSPFが高ければ良いと思っている人
・花粉症の人💡
結論
日焼け止めは毎日、塗るべきです!
日焼け止めを毎日塗るべき5つの理由

美容と健康の両面から解説します!
1.光老化を防ぐため
紫外線の中でも特に注意したいのが「UV-A」。
この波長の長い紫外線は、窓ガラスを通過し、肌の奥「真皮層」にまで届きます。
ここにはコラーゲンやエラスチンといった、肌のハリや弾力を保つ成分が存在しますが、UV-Aはこれらを破壊してしまうんです。
つまり、日焼け止めを塗らずに紫外線を浴び続けると、シワやたるみの原因に。
実は、加齢よりも紫外線による老化(=光老化)の影響の方が大きいとも言われています。
美肌を保つためには、1年を通してUV-Aから肌を守ることがとても大切なんです。
2. シミ・くすみを防ぐため
もうひとつの紫外線「UV-B」は、肌の表面である表皮層に作用し、赤みや炎症、日焼けを引き起こします。
このとき、肌は防御反応としてメラニンを生成しますが、これが蓄積するとシミやくすみの原因になります。
紫外線を浴びてからメラニンが肌に現れるまでにはタイムラグがあるため、「すぐにシミにならなかったから大丈夫」という油断は禁物です。
毎日日焼け止めを塗ることで、メラニンの過剰生成を防ぎ、透明感のある肌を保つことができます。
3. 曇りや室内でも紫外線は降り注ぐ
「外出していないから大丈夫」…実はこれも落とし穴です。
UV-Aは雲や窓ガラスを透過する性質があり、室内にいても肌に届いてしまいます。
特に窓際で過ごす時間が長い人は、知らず知らずのうちに紫外線を浴びていることが多いです。
また、ファンデーションや下地にUVカット効果があることも多いですが、ノーメイクの日は無防備な状態。
そんな日こそ、軽めの日焼け止めを塗っておくのが理想です。
4. 肌のバリア機能を守るため
紫外線は、肌の表面にある角質層の水分保持機能にもダメージを与えます。これにより、乾燥しやすくなったり、外部刺激に敏感になったりと、肌トラブルを招きやすくなるんです。
つまり、日焼け止めは紫外線を防ぐだけでなく、肌のバリア機能を守る“防御壁”としても機能します。特に乾燥肌・敏感肌の人こそ、毎日のUVケアが重要です。
将来的な皮膚がんのリスクを下げるため
紫外線、とくにUV-Bは肌表面のDNAに直接ダメージを与える可能性があります。
このダメージが積み重なると、細胞の異常や皮膚がんのリスクが高まります。
※過剰な日焼けとケアを怠った場合でのリスクになるので過度の心配はありません!
紫外線は“見えない凶器”ともいえる存在。
美容目的だけでなく、将来的な健康リスクを減らす意味でも、日焼け止めは日常的に塗るべきアイテムです。
日焼け止めの仕組みと成分の違い

日焼け止めは、その紫外線を防ぐ仕組みによって「ケミカル」と「ノンケミカル」の2タイプに大別されます。
ケミカル(紫外線吸収剤)
紫外線を肌の上で一度吸収し、熱などのエネルギーに変えて無害化するタイプ。
テクスチャーが軽くて伸びがよく、白浮きしにくいのが特徴です。
汗や皮脂に強いものも多く、レジャー用や化粧下地としても人気です。
«代表的な成分と対応波長»
・メトキシケイ皮酸エチルヘキシル(UV-B)
・アボベンゾン(UV-A)
・オクトクリレン(UV-B)
«おすすめの人»
・化粧下地にも兼用したい人
・サラッとした使用感を好む人
ノンケミカル(紫外線散乱剤)
紫外線を肌表面で“鏡のように”反射・散乱させて、肌に届かないようにするタイプ。
肌への刺激が少ないため、敏感肌や子ども向けの日焼け止めに多く使われています。
«代表的な成分と対応波長»
・酸化チタン(主にUV-B)
・酸化亜鉛(UV-A・UV-B両方をカバー)
«おすすめの人»
・敏感肌の人
・赤ちゃんや子どもにも使いたい人
・ナチュラルコスメ派
どちらもメリット・デメリットがあるので、季節や肌状態、使用シーンに応じて使い分けるのが理想です。
PM2.5・大気汚染と日焼け止めの関係

紫外線と並んで、肌にダメージを与える要因が「PM2.5」や「大気汚染物質」。
これらは毛穴よりも小さい粒子で、肌に付着・侵入すると酸化ストレスや炎症を引き起こし、シミ・くすみ・乾燥・敏感肌化などを招きます。
最近の日焼け止めには「アンチポリューション処方」入りが増加しています。
«アンチポリューション処方の具体的な働き»
- 肌表面に“保護膜”を作る:微粒子の肌への付着を防ぐ
→ メイクや洗顔で簡単に落とせるようにする - 抗酸化成分でダメージ緩和:ビタミンC、E、フラーレン、ナイアシンアミドなどが酸化ストレスを抑える
- 肌のバリア機能を強化:セラミド・ヒアルロン酸などの保湿成分がサポート
→ 微粒子の侵入や乾燥を防ぐ
«成分で見るアンチポリューション処方»
成分名 | 働き | 備考 |
---|---|---|
フラーレン | 強力な抗酸化力 | 紫外線+汚染対策に◎ |
ナイアシンアミド | 抗炎症・美白 | 炎症による色素沈着にも有効 |
ビタミンC誘導体 | 抗酸化・透明感UP | 肌のくすみをケア |
セラミド | バリア強化 | 汚染物質の侵入を防ぐ |
スクワラン・グリセリン | 保湿 | 肌の乾燥を防ぎ、保護膜を安定 |
こうした処方が施された日焼け止めは、紫外線+環境ストレスから肌を守る“都市型スキンケア”として注目されています💡
アンチポリューション処方は、PM2.5より粒子の大きい花粉にも有効です!
日焼け止めって毎日塗らないとダメ??のまとめ
美肌は一日にして成らず。
今回は日焼け止めを毎日塗るべき理由を捜査してまいりました。
なんとなく日焼け止めは塗ったほうが良いんだろうなと思っていましたが、
日焼け止めの種類や、光老化だけでなく、シミ・くすみを防ぐことやバリア機能を守る(花粉・PM2.5)など
色々なリスクを軽減出来ると思うとちゃんと塗りたくなりますね♡
おさらい
«日焼け止めを塗るべき理由»
📌光老化・シミ・シワを防ぐ
📌バリア機能を守る
📌将来の皮膚がんリスクを下げる(過度の心配は不要)
«日焼け止めは2種類に分けられる»
📌ケミカル(紫外線吸収剤)
使用感が良く日焼け止め効果も高い(汗や皮脂に強い)が敏感肌の人は注意が必要
📌ノンケミカル(紫外線散乱剤)
肌への負担が少なく子どもでも安心だが、白浮きしやすいことがある
«紫外線以外にも有効»
📌アンチポリューション処方
1️⃣肌表面に“保護膜”を作る
2️⃣抗酸化成分でダメージ緩和
3️⃣肌のバリア機能を強化
花粉やPM2.5などの有害物質もブロック出来る日焼け止めもある
最後まで読んで下さり、ありがとうございます!
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