知識の泉

【美容知識】肌の構造と乾燥についての3つのポイント

お肌が乾燥するとカサカサ、カユカユ💦
保湿が大事って聞くけど、一体なにでどこを潤すのが良いの??
お肌ってどうやって潤わせるの?

本日の対象者

・お肌の乾燥により肌荒れする人

・保湿してるのに潤わない人

・保湿する意味を知りたい人

①角質層がうるおいを守るバリア

お肌の乾燥を防ぐには、まずお肌の構造を知る事が大事だと思います。

お肌は層になっていて下図のように大きく表皮真皮に分かれています。

表皮は更に『角質層』、『顆粒層』、『有棘層』、『基層』の順に分かれています。

私たちがスキンケアで保湿するのは主に『角質層』です。
図で見るとボリュームありますが、実際は約0.02mm(ラップ1枚分) ほどの非常に薄い層です。
しかし、この薄い層が 肌のうるおいをキープし、外部刺激から守る重要な役割 を果たしています!!

角質層の構造

角質層は、まるで 「🍰ミルフィーユ🍰」 のような構造になっています。
角質層は、 「角質細胞(パイ生地)」と「細胞間脂質(生クリーム)」 でできています。

  • パイ生地(角質細胞) → 肌の細胞が層になって積み重なっている部分
  • 生クリーム(細胞間脂質/セラミド) → それぞれの層をつなぎ、水分を保持する部分

生クリーム(セラミド)がしっかり挟まっていると、水分をキープしてしっとり✨
でも、生クリームが足りないと、パイ生地がパサパサになり崩れやすくなる(乾燥肌)💦
この「生クリームとパイ生地」の構造がしっかりしていると、水分が蒸発しにくく、バリア機能が高い健康な肌を保てます。

角質層のバリア機能が低下するとどうなる?

角質層のバリア機能が低下すると、次のようなトラブルが起こります。

  • 水分が蒸発しやすくなる → 肌がカサカサ、ゴワゴワする
  • 外部刺激を受けやすくなる → 紫外線や花粉などで肌荒れしやすい
  • ターンオーバーが乱れる → 乾燥によるくすみや、ニキビ・毛穴の開き

特に セラミドが不足 すると、角質細胞をつなぐ「生クリーム」が壊れやすくなり、水分保持力が低下して乾燥肌になりやすいです。

角質層のバリアを守るためにできること

💧 セラミドを補うスキンケア(セラミド配合の化粧水・クリーム)
💧 摩擦を避ける(ゴシゴシ洗顔をしない、タオルで優しく押さえる)
💧 肌のpHを整える(弱酸性のスキンケアを選ぶ)
💧 紫外線対策をする(紫外線はバリア機能を低下させる)
💧 睡眠・栄養を整える(ターンオーバーを正常化させる)

角質層は 一度ダメージを受けると修復に時間がかかる ので、毎日のスキンケアと生活習慣で守ることが大切です!

②お肌の水分は「セラミド」がカギ

セラミドは、肌の「うるおい」を守るために超重要な成分!
水分をキープする力」 があるので、肌の乾燥やバリア機能に大きく関わっています。

セラミドとは?

セラミドは角質層にある 「細胞間脂質」 の主成分で、肌の水分を抱え込んで逃がさない役割を持っています。

イメージは…
🧁 「シュークリームのカスタード」 → たっぷり入っているとしっとり、少ないとパサパサ
🍙 「おにぎりの海苔」 → しっかり巻かれていれば崩れず、水分も逃げない

この ラミドが不足すると、肌のバリア機能が低下し、水分が蒸発しやすくなります。

セラミドの働き

💧 水分をしっかり抱え込む→ 肌のうるおいをキープし、乾燥を防ぐ

🛡️ 外部刺激から肌を守る(バリア機能)→ 紫外線や花粉、ホコリなどの刺激から肌をガード

🌀 ターンオーバーを促進→ 肌の生まれ変わりをスムーズにし、キメを整える

うるみん
うるみん

美肌の根幹だね♪

セラミドが不足するとどうなる?

  • 乾燥しやすくなる → 肌がカサカサ、ごわごわ
  • バリア機能が低下 → 外部刺激を受けやすく、肌荒れや敏感肌に
  • ハリ・ツヤが失われる → 乾燥によるくすみ、小じわが目立つ

特に 加齢間違ったスキンケア(ゴシゴシ洗顔・クレンジングのしすぎ) で、セラミドは減少しやすいので要注意!
私は加齢が一番ダイレクトにきました💦
40代になるまでは「セラミド」を意識しないで生きていましたが、45歳はセラミドを意識的に接種しないと深刻な乾燥は防げませんでした💦

セラミドを増やす&補う方法

  1. セラミド配合のスキンケアを使う
    👆「ヒト型セラミド」(セラミド1, 2, 3, 6など)配合の化粧品を選ぶ
    👆クリーム・美容液で補う(特にアラフィフは化粧水だけでは不十分!)
  2. ゴシゴシ洗顔・クレンジングの見直し
    👆洗いすぎNG(セラミドは洗顔で落ちやすい)
    👆ミルクやクリームタイプのクレンジングがおすすめ(日焼け止めだけとか軽いメイクはこれで十分)
  3. 食べ物で内側からケア
    👆セラミドを含む食品 を食べる🥛🍚
     ⇒大豆製品(豆乳・納豆・味噌)
     ⇒こんにゃく
     ⇒米(玄米・米ぬか)
     ⇒小麦(全粒粉パン)
     ※イメージとしてお伝えするために生クリームをセラミドに例えてますが生クリームはセラミドを含みません!!
  4. 生活習慣を整える
    👆睡眠&ストレスケアに食生活見直しでターンオーバーを整える(加齢に伴いターンオーバーは乱れやすくなる💦)

肌のうるおいをキープするには、「セラミドを減らさない&補う」 ことがポイント✨
しっかりケアして、乾燥しにくい肌を目指しましょう!💖

③ターンオーバーの乱れが乾燥を悪化させる

肌の乾燥と深く関わる「ターンオーバー」!
これは 肌の生まれ変わりのサイクル のことで、正常に働いていれば肌はうるおいをキープできます
しかし乱れると乾燥が悪化しゴワゴワ肌やくすみの原因に…💦

ターンオーバーとは?

ターンオーバーとは、肌の細胞が生まれてから剥がれ落ちるまでのサイクル(約28日) のことです。

  1. 基底層(肌の奥) で新しい細胞が生まれる
  2. 徐々に表面に押し上げられて「角質細胞」になる
  3. 最後は 「垢」 として剥がれ落ちる

このサイクルが正常なら、肌のバリア機能が保たれ、水分もキープ出来ます。

ターンオーバーが乱れるとどうなる?

☑️ターンオーバーが「早すぎる」と…
→ 角質細胞が未熟なまま肌表面に出てくる
→ バリア機能が弱く、水分が蒸発しやすい(乾燥肌に💦)
→ 肌が薄くなり、敏感肌・赤みが出やすくなる

☑️ターンオーバーが「遅すぎる」と…
→ 古い角質が肌に溜まる(ゴワゴワ・くすみの原因)
→ 化粧水や美容液が浸透しにくくなる
→ 乾燥が悪化し、小じわが目立つ

このように、ターンオーバーの乱れ=乾燥の悪化 に直結します💦

ターンオーバーを整えて乾燥を防ぐ方法

  1. スキンケアでサポート
    👆過剰なピーリング・スクラブはNG(肌のバリアが壊れる)
    👆セラミドやヒアルロン酸配合のスキンケアで保湿を強化
    👆肌のターンオーバーを助ける成分を取り入れる
     ⇒ナイアシンアミド(肌の生まれ変わりをサポート)
     ⇒ビタミンC(コラーゲン生成を促進)
  2. 食事で内側からケア
    🥕ビタミンA(レチノール) → 肌の新陳代謝を促す(にんじん・卵・レバー)
    🍊ビタミンC → 抗酸化作用&コラーゲン生成(柑橘類・ピーマン)
    🐟オメガ3脂肪酸 → 肌の細胞膜を作る(ナッツ・青魚)
  3. 生活習慣を見直す
    😴睡眠をしっかりとる(成長ホルモンで肌修復)
    🚶 血行をよくする(軽い運動・入浴で代謝UP)
    💖ストレスを減らす(ターンオーバーを整える)

肌の乾燥を防ぐには、「ターンオーバーのリズムを整えること」が超大事✨
スキンケアだけでなく、内側からのケアも意識してみてね! 💖

うるみんまとめ

美肌は一日にして成らず。

今回は肌の構造と乾燥についての3つのポイントにまとめました。
角層・セラミド・ターンオーバー、どれも大事な知識です。
少しずつ知識の泉を増やして美肌を目指したいと思います。

おさらい

  1. 角質層がうるおいを守るバリア
    肌の一番外側にある「角質層」は、セラミドや天然保湿因子(NMF)を含み水分を保持する役割があります。
    乾燥するとこのバリア機能が低下し、水分が蒸発しやすくなります。
  2. 肌の水分は「セラミド」がカギ
    角質層の細胞の間を埋める「セラミド」は、水分を抱え込み、うるおいをキープする重要な成分
    セラミドが不足すると、水分が逃げやすくなり、乾燥しやすくなります。
  3. ターンオーバーの乱れが乾燥を悪化させる
    肌は約28日周期で生まれ変わる(ターンオーバー)仕組みがあります。
    しかし、加齢や生活習慣の乱れでターンオーバーが乱れると、未熟な細胞が表面に出てしまい、バリア機能が低下して乾燥しやすくなります。

乾燥対策には、セラミドを補うスキンケアや、ターンオーバーを整える生活習慣(睡眠・食事)も大切ですね!

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